つ車だったに違いない。よほど怪しいと思われたのか、この車はよくお巡りさんに呼び止められた。以下は、このトヨペットクラウンとお巡りさんの想い出である。
と、いきなりそのお巡りさんが私に尋ねた。
その日は、いつもより少し遅れ気味であったので、焦りを感じながらトヨペットを走らせていた。旭町の橋を渡るとき、いつものように交番のお巡りさんが橋の上で両手を後ろに組んだ姿勢で所在なさそうに立っているのが見えた。橋を過ぎて三菱電機の門の手前まで来たとき、われわれの車の横にくっつけてきた小型トラックの助手席の男がこちらに向かって、
は警官の意図が判り、緊張して暗唱した。![]()