檜原桜 (ひばるざくら )
1本が伐られた翌日の未明,一人の住民が桜に次の歌を下げて,市長に「最後の花を咲かせて」と嘆願したのです。 筑前花守り進藤市長殿
この短歌が,偶然にもある会社社長の目に触れ,それをきっかけとして,マスコミに桜助命嘆願が大きく取り上げられるや,あまたの短歌が桜の枝に吊り下げられました。
その中には・・・ 「桜花惜しむ 香瑞麻 の1首があり,のちに進藤一馬福岡市長の返歌であることが分かりました。
この話は作曲家團伊玖磨さんが随筆「パイプのけむり」に書かれ,ワールドマガジン「リーダーズ・ダイジェスト」に掲載され,世界中に広く知られることになりました。
また,小学生の道徳副読本にも採用されています。
また,8本だった桜が13本となり,桜の季節には美しい花を咲かせています。
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