宇宙の始まり
宇宙はビッグバンで始まったと言われていますが、ビッグバンを起こすには、膨大な潜在エネルギーが必要です。そのエネルギーはどのようにして生まれたのでしょうか? 宇宙の初期は真空の状態でした。しかし、エネルギーを持った真空の状態です。この偽の真空状態が、あるときに一瞬にして真の真空状態に相転移しました。 宇宙での偽の真空から真の真空への相転移の時間は、秒から秒の間で、あっという間に終わります。しかし、その体積は指数関数的に大きくなるので、体積の増加割合は、 exp(/)=exp(100)= となります。つまり、あっという間に宇宙は倍にも大きくなったというのです。 それと同時に放出された潜熱で異常に高温になっています。この熱エネルギーが宇宙を膨張させます。それがビッグバンとなっているわけです。
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