湯布院 二本の葦束
湯布院の「二本の葦束」に行ってきました。 今回が3度目の宿泊ですが、運良くキャンセルが出て、憧れの「我不歳月」に宿泊することが出来ました。 この板ではこれまで「二本の葦束」を詳しく紹介した書き込みは無かったと思いますので、少し詳しく紹介します。 まず宿へのアクセスの仕方です。 湯布院インターの料金所を出て直ぐの信号を右折し、道路が高速道路の下をくぐる手前で左折、高速道路に沿って走り、突き当たって右折、高速道路の下をくぐって直ぐ左折、数100m下ったところで左折(宿名の標識あり)、橋を渡る手前で左折して急な坂を斜め右に登って、竹で編んだ車止めの前で停車。 右手がフロント兼食事処の母屋です。この母屋は、新潟から移築された築150年の民家です。 若い男性従業員に案内されて母屋の中のフロントでチェックイン。 甘夏のジュースとおこげ煎餅を頂きながら一服。 ここには沢山の種類の果実酒が造られていて、1杯700円で頂くことが出来ます。
部屋に案内される前に、母屋の前で8つある貸切風呂の場所と使い方の説明があります。 風呂は全て貸切で、高台にあり由布岳が望める広々とした「大露天風呂」、竹林に囲まれた小ぢんまりとした「竹林の湯」、内湯の「檜風呂」、5つの露天・半露天・内湯が長屋状に並んだ「昭和の湯どころ」などです。 それぞれが趣の違った風呂で、温泉のはしごを愉しむことが出来ます。 また、大露天風呂へ行く途中に「蒸し風呂」が出来ていて、丁度泊まった日がオープンの日でした。蒸し風呂は二つ部屋があり、中は4度の温度に保たれています。 部屋は、築200年の時を経た欅の家を盛岡から移築した5部屋も 母屋の下に以前有った2軒長屋の「はねず・はなり」、「かげろひ・ 宿の人の話では、今年中にその跡に飛騨高山の民家を移築してフ 毎年増築を続けている「二本の葦束」ですが、今回の工事が完成 「我不歳月」と「春隣庵」の間に次の離れを建設中でした。
広いだけではなく、中には国内外の素晴らしい年代物がいっぱい まず、玄関の引き戸を開けて家の中に入った瞬間から驚きと興奮 玄関の広さは約10坪、上がり框の長さは優に10メートルはありま 玄関は右手の洗面所・トイレと左手のリビングを繋ぐ廊下も兼ねて 洗面所とリビングの間にベッド3個のある寝室があり、リビングの奥 玄関の右手中二階に6畳の隠れ部屋があり、この部屋は一人で書 専用の離れの檜風呂も付いていて、頭や身体を洗うのに便利です。 食事は、夕食・朝食とも母屋の食事処「馳走庵」で頂きます。時間は、夕食が6時から、朝食が9時30分からです。内容は地物の野菜中心のヘルシーで美味しいご馳走です。量はわずかですが、豊後牛の炭火焼も出ます。 飲み物は、ビール(エビス、アサヒ)、日本酒(甘口、辛口)がありますが、その他ワインや焼酎もバーから持ってきてもらえます。バーといえば、離れのバー「散人居」は地下にワインセラーもあり、美味しいワインやカクテルを愉しむことが出来ます。ワインは自分で選んで部屋に届けて貰うことも出来ます。ただ、バーはそんなに広くなく、8人くらいしか入れないので、早めに訪れた方が無難です。 部屋の冷蔵庫は中は空っぽですので、湯上りにビールを一杯という時は、フロントに電話して「生ビール」 ( 750円 ) を頼めば部屋まで持ってきてもらえます。 チェックアウトが12時というのも嬉しい心配りです。朝食後も部屋であるいは遅い朝風呂でゆっくりしたあと、いよいよ出発のとき、従業員の皆さんが大きな声で「いってらっしゃい!!」と飛び上がって見送ってくれます。 また必ず来たくなるくつろぎの宿です。 |